2018年04月21日

挫折といふもの

とある学生が、中学時代の辛かったことを話してくれた。

人は(というか私はといったほうが適切ではあるが)、
想像力が想定するほどたくましくなく、
それはとても大変だったであろうと思うが、
実感として感じることができない。

何とか共感できるようにと、自分の挫折経験を思い返してみた。
私は我が人生は挫折の連続だと思っていたが、
改めて思い返すと笑い話になっている。

しかし、その時は深刻だった、と思う。

レモン色した少年少女時代のガラスは、
経験を重ねるごとに強化ガラスになっているようだ。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | 学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一所懸命

遠い昔、M社で副社長までなさった方が雑談でおっしゃっていた。

手を抜いて8の結果を出すAさんと、
一所懸命やって8の結果を出すBさんがいれば、
企業はBさんをとりたい。

ということを。
若かった私は、手を抜いて8のほうが、
他の仕事もできてよいのではないかと思ったのだが、
最近、この意図がわかってきた。

「手を抜く」や「一所懸命」という目に見えない空気は、
他者に影響を与えるのだ。
風邪がうつるように、その姿勢というのは蔓延する。
「一所懸命」の「8」は、
他の仕事や将来の仕事の結果は乗数で増加する可能性もある。
他方で「手を抜く」行為は、引き算どころか割り算で減少するリスクもある。

私は齢を重ねたそこそこの大人ながら、人間がまだできていないので、
清濁飲み込むことができず、
老若男女関係なく「手を抜く」人と一緒にいると、
自分が腐るような気がする。
仕事であっても、そういう人とは一緒にいたくない。

暑苦しいまでの「一所懸命」な人が愛おしいし、
私もそうでありたい。
posted by H.A at 09:49| Comment(0) | 追想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする