PRしてブランド力をつけることも大事だが、
事業や成長度合い、性質などによっては目立たないことが、実は大事だったりもする。
というのも、お正月に実家で、トランプゲームの大富豪で盛り上がったのだが、
その際、強いプレイヤーは他から叩かれる という場が何度もあった。
手持ちのカードが残り少ないことを鼓舞したり、
派手に他のプレイヤーを貶めて優位にゲームを進めると、
そのプレイヤーが強いことが露呈し、
何かあれば、強いプレイヤーの手元にカードが増える策を、
自然と連携して皆が考えるようになる。
その敵味方は、ゲームごとに異なる。
どうすればよいか。
静かに手元のカードを消化して、いつのまにか勝っているのが良いのだ。
勝つというか、ゴールに上がる。
まさに、人生の縮図だ。
某企業の社長さんは、しきりに
「目立ちたくない」と口にする。
実は、その企業はとある業界で取引高No.1。
とても「強い」企業なのだ。
それは、その社長さんはじめ企業の経営努力があって、そこまでに至っている。
よって、ヒアリングしたが、研究倫理としてこの企業のことを論文に書くわけにはいかない(笑)
私としては、いたしかゆしであるが、
私はその社長さんの「目立ちたくない」を応援したい。
となると、宣伝・広報というのはもろ刃の剣であることがわかる。
だから、SNSの情報発信は、難しい。
いかに仕事をしたかを大声で言うことが、よいかどうかはわからない。
やはり、世阿弥の「風姿花伝」の「秘すれば花なり」。
今年の私のテーマは、これだ!
ということを過去の私は考えている。
http://bouchukan.seesaa.net/article/311444312.html
などと、いちいち書くところが、
秘せずば花なるべからず で、私の残念なところでもある。