2017年05月03日

『嫌われる勇気』

『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』(2013)
岸見 一郎、 古賀 史健 ダイヤモンド社

これは、よかった。
何が良かったかというと、これまでの人生の中でわが心に湧き出た
負の気持ちを整理できたから。

実はこれトイレにおいて、少しずつ読んだ。
読み終わっても、ぱっと開いて、また読む。
ああ、そうだった、と再確認すること、そのつど。

何でも自分次第で、客観的事実ではなく、幸も不幸も自分が決める。
そして、嫌われたくないのは、自分が可愛いから。
でもその気持ちが結局、自分を苦しめる。
なぜなら、私を世界の中心と思い込んでいるから。
そうではない。
「自己肯定ではなく自己受容」
「仕事の本質は他者への貢献」
そして
「人生とは連続する刹那」

最後のフレーズなんて、しびれます。
今を生きよ、ということ。

と、抜き出して書くと、あまたある人生の指南本みたいで、
またかい!と思われるでしょうが、そうではないので、読む価値ありあり。

そういえば、十数年前にある人から、アドラー心理学にハマっていると聞き、
ならばとアドラーの書籍を買ったは良いが、読まず。
こうして出会うことになるとは。

私の場合は「人生とは横着の連続」といったところでしょう。
GWの読書に、オススメ。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ブラックボックス』

『ブラックボックス』(2013)篠田節子 (著) 朝日新聞出版

図書館が近くて、かつ便利ということがわかり、
図書館で書籍を借りた。
最近お気に入りの篠田節子さんの書籍。

内容は、都会での仕事に疲れたというか、おわれるように故郷に帰ってきた主人公が、
真夜中のサラダ工場で、働く中でのこもごもを描いたもの。
こもごもというのは、最先端技術の隙、便利な食生活の落とし穴、
研修という名でひどい労働をさせられる外国人労働者たちと
実は社会的課題が満載の重い内容。

色の変わらないサラダは、なにがしか加工がしてある。
しかし、それは法律にかからない部分で使われている。
では、そうした便利なカット野菜ではなく、
畑からとれたての泥付き野菜を、丁寧に洗ってしたごしらえして・・・というのは
現代では超面倒。

といったきれいごとではない部分も納得。

仕事時には、コンビニでスティックサラダを購入しているものとしては、
ちょっと考え込んでしまう一冊。

IMG_3715.JPG
(この写真と、内容とは関係ないですよ!)
posted by H.A at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする