少し前に読んだ『負ける技術』(2015)カレー沢 薫著 (講談社文庫) 。
上手な負け方などを書いた指南本ではなく、
リストラ経験者で漫画家兼OLとして自転車操業中の漫画家が、
自らや自らの人生を自虐的に叙述しているエッセイ。
勝ってなくても、そこそこ楽しいぜ、人生は!と言っているのだと私は思う。
自分のことをブスだとかなんだとか書いているが、きっと彼女は美しい女性なのだと思う。
非常に柔らかく、さらっと読みやすいが、
その根底に流れるのは内田樹先生のそれと類似しているような気がしないでもない(どっちやねん)。
内田先生のほうが難しいし哲学的ですが。
さて、TUTAYAで借りてきたDVD
『アゲイン 28年目の甲子園』を鑑賞。
野球が好きなのでロードショー時から気になっていた。
(映画館ではなく、DVDでよかったかなと・・・すみません)
原作は重松清氏なのですね、なるほど。
この中では「負ける時はちゃんと負ける」がキーワード。
そして「次に進む」。
映画の中では、高校時代に暴力事件で甲子園へ進む試合に出れなかった
元野球児たち(中年です)が、
負けることもできなかったため、時が止まり、
人のせいにし、自分の人生を全うできないでいる、というもの。
負ける。
本当に負けてそれを受け止めるというのは、
勝者よりも強いのかも。
2016年05月01日
地味なゴールデンウイーク:アフリカから鎌倉へ
TUTAYAで借りてきたDVD
『海街ダイアリー』を鑑賞。
『風に立つライオン』のアフリカから、いざ鎌倉へ、と舞台が移った。
大好きな綾瀬はるかちゃんが主演ですからね。
同映画は、はるかちゃんだけでなく、
長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、という可愛い女子たちで4姉妹を演じるというのが
ウリですが、よく観てみると、脇を固める俳優さんの豪華なこと!
まず、大叔母が樹木希林さん、
そして子供を捨てて出て行った母親役が大竹しのぶさん、
なにかと4姉妹を助けてくれる近所の食堂のおばちゃんが風吹ジュンさん、
と隙が無い。
かつ男優も、リリーフランキーさん、堤真一さん、加瀬亮さん、
そして最近私が一押しの坂口健太郎君と、抜けが無い。
と、演者の豪華さに驚きながら、映画の鎌倉の景色は、
はまったドラマ「最後から二番目の恋」と重なる。
中井貴一さんや、キョンキョンが極楽寺駅から出てくるのではないかと思ったのは、
私だけではないと思いたい。
『海街ダイアリー』を鑑賞。
『風に立つライオン』のアフリカから、いざ鎌倉へ、と舞台が移った。
大好きな綾瀬はるかちゃんが主演ですからね。
同映画は、はるかちゃんだけでなく、
長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、という可愛い女子たちで4姉妹を演じるというのが
ウリですが、よく観てみると、脇を固める俳優さんの豪華なこと!
まず、大叔母が樹木希林さん、
そして子供を捨てて出て行った母親役が大竹しのぶさん、
なにかと4姉妹を助けてくれる近所の食堂のおばちゃんが風吹ジュンさん、
と隙が無い。
かつ男優も、リリーフランキーさん、堤真一さん、加瀬亮さん、
そして最近私が一押しの坂口健太郎君と、抜けが無い。
と、演者の豪華さに驚きながら、映画の鎌倉の景色は、
はまったドラマ「最後から二番目の恋」と重なる。
中井貴一さんや、キョンキョンが極楽寺駅から出てくるのではないかと思ったのは、
私だけではないと思いたい。