2016年02月21日

酒造りの哲学

とある酒造企業にヒアリング&見学をした。

基本は米と水の質で、最終的な日本酒の出来が決まる。
しかし、その間の手のかけ方で、味がぐっと変わってくる。

話を聴いていると、酒造りは子育てに似ている。
酒や水の質、というのは人にとっては遺伝であろう。
酒造りにおける手のかけ方は、
麹を温かくして甘やかすだけでなく、冷やしてぴりっとさせながら、
しかし目を離さない、といったところ。
子育ても同じで、子供を慈しみ、時に野に放ち、
自立を見守る、となる。

ある程度出来上がると、人間ができることは温度管理。
まさに子育ても一緒。
冬場の受験期の子どもに親ができるのは、暖かい部屋と温かい食事の準備だろう。

火を入れるもの、入れないもの、濁ったままのもの、透明のもの、
酒は多種多様となる。
瓶詰され、ラベルを貼って、日本酒は市場に出ていく。

子どもも多種多様。
身なりを整えて、社会に出ていく。

話を聴きながら、酒造りの奥深さを学んだ。
posted by H.A at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究:経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする