軽井沢のスキーバス事故、仕事仲間(といっても人生の先輩ですが)のお嬢様の通夜が昨日行われました。
今日がお葬式です。
お父様は、お嬢さんの友人を優先したいと、
仕事関係の方の弔問はご遠慮願いたい、との趣旨でしたので、
弔電にて哀悼の意を示させていただきました。
昨夜、ニュースを手繰れば、お父様のメッセージを拝読できました。
こちら→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160120/k10010379661000.html
抜粋すれば・・・
「今回の事故については、憤りを禁じ得ませんが、多くの報道を見ていると、
今の日本が抱える、偏った労働力の不足や、過度な利益の追求、安全の軽視など、
社会問題によって生じた、ひずみによって発生したように思えてなりません。」
「ぜひ、自分の身は自分で守るということを考えてください。
優先順位を間違えないこと、
安全は『マスト項目』であり、費用削減は『ウォント項目』であることを
冷静に考えてほしいと思います。」
お父様とは、社会に役立つビジネスを…ということを共に考える仕事をしています。
企業の経済性と社会性のバランスのとり方の難しさを
一番わかっている方でもあるだけに、
メッセージの含意は奥深いと思います。
便利さと安さと安全とに絶対的な共存は無い。
人間の常なる努力と配慮と注意が必要なのでしょう。