2014年02月02日

喪失感との付き合い方

ミスチルが「出会いの数だけ別れは増える」と歌っているが、
人生の後半に入ると、それを実感する。
恋愛の別れとは異なる永遠の別れの情報が日常になる。

たまたま手に取った『別れる力 大人の流儀3』伊集院静著(2012)講談社。
肉親の別れをいくつも経験した著者の
喪失感と共に生き続けなければならない生きることの辛さが
独特の皮肉っぽい筆使いで書かれていた。
まえがきだけでも読みごたえがある。

また、思い立ってあえて再読した『おひとりさまの老後』 上野千鶴子著(2007) 法研。
以前読んだのは6年半前、その時は読み飛ばしている。
しかし今回は丁寧に読んだ。興味深かったから。

そもそも同書は、既婚者であっても最終的には一人になるよと。
その時の「おひとりさま」の処し方は、ずっとシングルだった人のノウハウが活用できるよ。
加えて、老後と死について困らないように考えてみましょう、というもの。

どちらにしても、誰でもどんな時でも「孤独」とどうつきあうかが問題。
上野氏は、孤独とは二つのつきあい方があるとする。
・まぎらわせるか
・向き合うか
また、日本語で孤独と言われるものには二種類あるとする。
・さみしさ(loneliness)
・ひとりであること(solitude)(p.130)

なるほど。
また人は「生きてきたように死ぬ」と(p.246)。

あら困った。
私はどう死ぬのだろう?
ブログを書きながら死ぬのだろうか・・・

そもそも上記の書籍を手に取った理由は、
喪失感をいかに諸先輩方が制御しているかを知りたかったから。
なんにせよ、皆なんらかの「さみしさ」を抱えているということ。
そして、さみしさがどーんと一挙に来ないように
リスクマネジメントすること、が事前準備として日常的に必要だという結論に至った。

今頃わかったの?と言われそうですがわーい(嬉しい顔)

富士山チョコと共に。
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posted by H.A at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする