*ちなみに私は学部は文学部だったのです。
ゼミ生一期生として、退官パーティで盛大にねぎらうことを楽しみにしていたのだが、
生憎、別の大きなイベントと重なってしまい、同パーティに出席することができない。
なので個人的に研究室を訪問。
あげたてのかりんとう饅頭を手土産に参ると、
いつものようにI先生は、珈琲を淹れてくださり、
研究を継続することの重要性を語られる。
中世和歌の権威であるI先生の研究業績は膨大。
学問領域は異なるけれど、研究への真摯な姿勢は学ぶことがいっぱい。
*ちなみに、今の私の専門は経営学。
加えて、若い頃からの私をご存じのI先生は、親目線で、私に耳に痛いご指摘もなさる。
ありがたことだ。
まだまだ勉強が足りない。
さて、春からはI先生は京都に居を移され、奈良の大学で専任で教鞭をとられる。
まさに中世和歌の本場だ。
心がたるんだ時は、今度は京都か奈良に、もみじ饅頭持参で参ります。