『物語でわかるベンチャーファイナンス入門』(2013)中央経済社

会社を興した卒業生が、大学の先生に相談をするという会話で話が進みます。
届いたその日に、ぱらぱらとめくり始めたが最後、読みふけってしまったほど、
読みやすくわかりやすい。
本書の趣旨が「はじめに」で、真面目に書かれてあるのですが、
本論では中井先生のユーモアあふれるお人柄があふれ出る面白さ。
特に冒頭、卒業生が先生を訪ねた場面。
「相変わらずの若作りで、お元気そうで何よりです」
「お若いですね」ではなく「若作りですね」がシュールで爆笑。
確かに、大学の先生は「若作り」の人が多い。
なお、この「物語」あえて終章はなし。
まだまだ続いて行くから、とのこと。
物語の中の先生は、
「ほんのり甘いヘーゼルナッツフレーバーのコーヒー」と「ジャズ」がお好みとのこと。
ヘーゼルナッツフレーバーのコーヒー、気になります。