2012年12月06日

持続可能な社会

広島修道大学で行ってる講義「企業の社会的責任論」も、いよいよ大詰めを迎えている。
先週、今週、来週が、学生による各企業のCSRのケーススタディの発表だ。
昨日、2回目であったが、これがとても面白い。

なぜならば、ケース対象を情報獲得の容易な東証一部上場企業に限定したとはいえ、
私なら選ばないような企業を学生が選ぶことで、新しい発見があるからだ。
もちろん、誰もが知っている日本の代表的企業がケースとなる場合もあるが、
学生の新鮮な視点にかかると、そこに着目したか!というような驚きがある。

2回目ともなると、学生からの質疑応答もそこそこ活発に行われ、
これまた聞いてて楽しい。

それにしても、あれだけ研究した(している)CSRだけれど、
結局は企業が経営理念を全うできるかどうか、ということになる。
ちょうど選挙時だが、各政党がマニフェストを作ったはいいが、実行できるかどうかは別問題だ。
まさに政府の責任をいかに問うかが、選挙する側に求められている。

話がそれたので、閑話休題。
CSRの共通的な理念として「持続可能な社会」「持続可能な企業」の実現がある。
これは、経済学的コストで考えれば、今使うコストが、将来の収益となることを意味する。
将来の収益になるためには、
企業は消費者を持続可能にするための財・サービスにコストをかけなければならない。
「持続可能な社会」と、経済学的コストの関係を、
学生の発表を聴きながら改めて認識した。
(指導教授の亀川先生からしたら、何をいまさら、とお思いだろうが)

腑に落ちたと、感激して講義終了。
posted by H.A at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究:経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする