タイトルは「二十歳の君へ」。
立花氏は、東大で教鞭をとっていた1990年代、
当時のゼミ生に著名人の二十歳のころについて学ばせ
「二十歳のころ」という書籍を出版している。
そのことについての話だった。
面白かったのは、以下の言葉。
「10代の終わりにつまらない受験勉強があり、
20代の最初にはつまらない就活が待っている。
これこそが私が煩う二十歳のころのつまらなさなのだ」
日本で最も優秀とされる東大の学生さんもつまらないなら、
他の人はどうしたらよいのでしょうね。
私が今の職業に就いた時、これを弊ゼミ生にも調べさせたいと思ったことを
ふと思い出した。
ちょうど今、次期ゼミ生を選択するとき。
改めて、このテーマもいいねと思う。
立花氏が言う。
「大学はインフラである」と。
言いえて妙。
インフラの大学をどう使うかが、つまらない二十歳のころに味わえる面白さでしょうから。
