http://ginzan.city.ohda.lg.jp/wh/jp/index.html
石見銀山とは、江戸時代の幕府直轄の銀山。
あまり期待していなかったのですが、さすが世界遺産。
銀山のあった銀山地区と、
江戸時代の街並みが残る大森地区。
お代官様の家等あります。
電動自転車をレンタルして、チャリチャリいわせながら走りました。

緑の中でチャリチャリしていると、
ここ数か月辛かった頭痛と眩暈が消えました。
引きこもらずに、外に出ないといけませんね。
さて、お江が生きた江戸時代、
仁が時空を超えて行った江戸時代、
そんな江戸時代を楽しめる石見銀山で、一番楽しみにしていたのは、
イタリアのコーヒーのカリアーリが飲める、
カフェ・カリアーリ
(島根県大田市大森町ハ151番地-1)
http://www.caffecagliari.jp/

カフェ・カリアーリの爽やかな店主の青年が語るには、
世界遺産に登録されるまでは、人っ子一人通らないさびれた通りだったと。
しかし、世界遺産に登録されてからは、
多くの観光客でにぎわうようになったと。
そこで、おばあちゃんの住んでいた江戸時代に建てられた家屋を使い、
カフェをしているとのこと。

このお店が日本で唯一カリアーリを扱えるお店らしいのですが、
カリアーリのコーヒー、確かに美味しいのです。
イノダコーヒーのような濃いコーヒーがお好きな方には不向きかもしれませんが、
コーヒー好きだけど、濃くて苦いのはどうも・・・という方におススメ。
4袋買って帰りました。

このカフェの隣には、中国電力がリノベーションした
石見あすみ館という電化住宅がありました。
http://www.denkajutaku.com/asumikan/about/why.html
見学可で、ここも面白かったですよ。
しかし、このカフェは、リノベーションせずに、そのまま使っているとのこと。
ところで、いつものようにトイレに行きたくなる私。
「トイレはありますか?」と聞くと、
爽やかな店主の青年が、
「驚かないで下さいよ」と言いながら
家の中を案内してくださいました。
水道が壊れているので、ペットボトルにためたお水を
自力で流す、という作業が必要なので
「驚かないで下さいよ」とおっしゃったらしい。
そんなの、大丈夫!
江戸時代に建てられた家なので、廊下は少しへこへこしていましたが、
トイレは掃除が行き届き綺麗でした!
目的かなって満足。
それから石見銀山も想像以上で満足。
世界遺産を見るには体力が必要ですね。
老後の楽しみにとか言わずに、
世の中の歴史建造物を足腰の丈夫なうちに見ておきたいものです。
