それまで興味がなかったのに,引き寄せられるように本を手に取ったのだ。

『六星占術による水星人の運命』(2005)細木和子 KKベストセラーズ
これによると,私は水星人で,平成20年から3年間の大殺界に入る,ということだった。
こんな占いは非科学的だとか,不合理だとか,あたらないとも言えるのだが,
字画と一緒で,一度知り,気にしてしまうと,ずっと気になる。
水星人の場合,
平成20年が「陰影」で,大殺界に突入,ここから下降の一途をたどるらしい。
平成21年が「停止」で,大殺界のど真ん中,八方塞がりらしい。
そして今年の平成22年は「減退」,大殺界のラストらしい。
確かに辛い3年だったと思える。
もちろん,いいこともそれなりにあったが,
苦労や努力が報われないというか,徒労に終わることが多かった。
特に大殺界のど真ん中の年に,私は博論の提出をしたわけで,
そうでなくてもハードなのに,まさに八方塞がりな毎日だった。
厄年のことなども絡めると,毎年よくない年ばかりになってしまうから,
気にしても仕方ないことは理屈ではわかっているが,気になる。
他方で,いやなことがあっても「大殺界だから」と思えば,自分を納得させることもできたともいえる。
そんな大殺界が今年で終わるということに少し安堵している。
来年からは「種子」「緑生」「立花」・・・と続くらしい。
何であろうと毎日,目の前のことに粛々と取り組むだけなのだが,
この3年間で何度も失敗や挫折を味わったので,
打たれ強く,辛抱強くなったことは確かだろう。
よって,そうした忍耐力がストレス耐性につながって,
少し楽に感じるのかなとは思う。
でも,今後はこういうことに惑わされないようにしたい。
とか言いながら,
あなたは何人(他に土星人,金星人,火星人,天王星人,木星人がある)ですか?
と聞いてみたりして・・・
ところで,細木和子さんを最近見ませんね。
お元気なのでしょうか。